空気入れのいらない自転車
自転車のホイールはタイヤとチューブで構成されていますが、チューブの弱点として自動車も同じですが、時間の経過と共に空気が少しずつ漏れます。平均的には6ヶ月間放置して置くと、当初の約2/3が洩れる結果になっています。 空気が減った状態で自転車に乗ると、 (1)リム打ちや路面の異物を拾いやすくなり、チューブがパンクし易くなる。 (2) 接地面積が増え自転車を漕いだ時重たくなり、又、タイヤの磨耗が早くなる。 これはチューブの構造的な問題点で、空気洩れにくくする方法として (1)チューブの肉厚を厚くして、空気を漏れにくくするか (2)チューブ内の空気を酸素より粒子の大きい窒素等に変えて、空気を漏れにくくする 等の手を打ってきましたが、決定的な方法がありませんでした。 快適に走る最大のポイントは、常に適正空気圧の確保が条件になりますので、今回条件を満たす為に自転車ハブの大手(株)中野鉄工所の企画と、「空気ミハル君」以来空気洩れの研究を続けていたブリヂストンのアイデアを統合させ、世界初の自動空気充填メカ「エアハブ(AH)」が完成しました。 ハブ軸の回転によりシリンダー内で圧縮した空気をチューブに送り込むもので、設定空気圧(約3気圧)を超えた場合はシリンダーから外に放出する安全装置も備えています。これにより空気入れが不要で、長期間放置しないで自転車を走らせている限り、常に適正空気圧が保たれ快適な走行が楽しめます。
車輪中央のハブが回転すると、ハブ内のピストンが上下し、シリンダー内の空気を自動的にチューブへ送り込み、常に空気を充填してくれます。また設定空気圧(約3気圧)を超えた場合は、シリンダーから外に放出する安全装置も備えています。これにより、空気入れが不要で、長期間放置しないで自転車を走らせている限り、常に適正空気圧が保たれ、快適な走行が楽しめるようになりました。 HOMEに戻る ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|